クマバチに興ずる。
★2011年5月8日(日)10:00〜15:00 明石市立文化博物館/兵庫県立明石公園
出席者: 江田・小川・坂本・菅澤・中谷・藤田・松井・溝手・望月・矢部(以上10名)・中瀬・森野・前田さ・前田め(テネラル)・八木(ひとはく)
2011年度2回目のユースです。午前中は採集、午後は標本づくりです。
とてもいいお天気でしたが、虫はあまり多くなかったです。
<当日のムービー> ユース昆虫研究室2011 Episode2 オオスズメバチをゲット
<感想>
●数は沢山とれた。でも、展足するのが大変でした。次回はハチを集中的にとろうと思った。(小川)
●今回は、暑くてつらかった。おともだちがたくさんいたのにとれなくてざんねんだ。アゲハチョウがそれなりに採れたので、しっかり展翅しようとおもう。(藤田)
●自主採集の時と同じく、ミツバチの巣が2つありました。今回は、チビクワガタとユミアシゴミムシダマシの新成虫が採れました。前回、自主採集の二回とも、結構な数のヨコヅナサシガメがいたのに、今回は、成体が1匹のみいただけでした。何人かオオスズメバチを採っていましたが、僕は1匹もとれなかったので、悔しかったです。羽蟻の大群は、すごかったです。次回も頑張りたいと思います。(菅澤)
●久しぶりにオオスズメバチを採って嬉しかったです。家に帰ってから、展翅標本にしました。最近は小さな虫しか標本にしていなかったので、作業が楽しかったです。(松井)
●いい天気だったが、学校の登校日で昼からしか来れずくやしかった。たくさんは採れなかったが、名物のキョウトアオハナムグリが採れたのでよかった。(矢部)
●前回よりもかなり気温が上がり、いろいろな昆虫がいた。桑やカエデの花も少し残っていた。蜂がたくさんいた。(溝手)
●天気が良くて前回より暖かくてよかったです。ミツバチが今年も、同じところに巣をつくっていました。ナガサキアゲハを取り逃がしてしまったのが、くやしかったです。(望月)
●今回は、虫の種類が少なく、10時〜3時までで、6種類しか採れませんでした。しかし、そのあと、矢部君と坂本君といっしょに採集に行ったので、ヒゲコメツキなどの虫も採れ、とてもよかったと思いました。
<成果>
●ミツバチ×5、クマバチ×1、チビクワガタ×7(小川)
●クロアゲハ(1)アゲハチョウ(2)シオカラトンボ(1)クマバチ(2)キベラルリクビホソハムシ?(1)(藤田)
●<今回採れた昆虫> <採集場所>
・コクワガタ♀×1 桜掘周辺
・ミツバチ×3 桜掘周辺
・チビクワガタ×4 桜掘周辺、ボート乗り場周辺
・コカブト×1 ボート乗り場周辺
・クマバチ×5 多所
・ユミアシゴミムシダマシ×1 不明
〔未同定〕
・ハチ×1 不明
・クワガタの幼虫×5 桜掘周辺
(菅澤)
●オオスズメバチ×1、ゾウムシの仲間×1、ヤマトシロアリ(兵アリ)×3(松井)
●・キョウトアオハナムグリ♂ 2頭 ・ウスモンカレキゾウムシ1頭(矢部)
●オオスズメバチ×1(樹液)、キョウトアオハナムグリ×1、チビタマムシの一種×8(桜掘周辺の木の花)、ホタルカミキリ×3(桜掘周辺のカエデ)、ホシアシブトハバチ×1(桜堀周辺の木)、その他同定中(溝手)
●ヒメホシカメムシ、サビキコリ、ユミアシゴミムシダマシ×2、コメツキの一種、アブの一種、カミキリの一種(?)、モンシロチョウ、ナミアゲハ(望月)
●オオスズメバチ×1、ニホンミツバチ×1、ヨコヅナサシガメ×1、クマバチ×1(♂)、アカハラクロコメツキ×1、モンキゴミムシダマシ×1(← この6種類はユース中に採った) ヒゲコメツキ(♀)×1、アカシマサシガメ×1、キョウトアオハナムグリ(♂)×1、ユミアシゴミムシダマシ×1、サビキコリ×1、アカアシオオクシコメツキ×1、アカビロウドコガネ×1、ヒメクロトラカミキリ×1、ゾウムシの一種(マダラアシゾウムシを小さくしたようなかんじで約1cm)×1、ヒラタハナムグリ×2(江田)
クロスジギンヤンマが飛んできましたが、すぐに行ってしまいました。
ヤマトシロアリの結婚飛行の観察
この日はなぜか亀がたくさんいました。
朽木割り。
チビクワガタです。たくさんいます。
昆虫じゃないけど…
虫が採れて嬉しそう!!
午後からは標本作製
モンキアゲハの展翅。2年生ともなればお手の物
2001年からスタートした「ユース昆虫研究室」は、 兵庫県立人と自然の博物館が主催するセミナーの一つで、昆虫が好きな中学生だけを対象としています。2011年度は、明石市立文化博物館と共催で開講し、1年間の調査結果は、明石市立文化博物館で展示発表する予定です。