ユース昆虫研究室2021、強化合宿はしませんので、メインイベントは、2回のオールナイト調査です。
8月は、その1回目。
お盆の頃から秋雨前線の大雨が続き、刻々と変化する天気予報に、どうなることかと思いましたが、わずかな止み間を縫って、開催することができました。
その顛末や、いかに。
14時頃、バス組の荷物をピックアップ。
移動博物館車「ゆめはく」には、避難場所・救護室の役割もあります。使うことなくてよかったです。
展望広場を、ベースキャンプとし、ここを拠点に明日まで活動します。
自分の寝場所?を確保し、思い思いに、夕方の虫とりへ。
18:16 ナイター設営完了。
18:49 B駐車場付近でのヤンマとり。うっすらと夕焼けも、さすがに暗くなって、飛び交うヤンマも少なくなりました。18:30頃が多かったでしょうか。ギンヤンマ、ヤブヤンマ、マルタンヤンマが飛びました。
マルタンヤンマのオスをゲットし、満面の笑み。きっと、一生、忘れないでしょうね。
19:12 夜景を撮影する人たち。きれいに撮れたかな。
19:20 ナイター点灯。日没直後にアリやコガネムシが来るかと思いきや、ほとんど来ませんでした。
19:53 ナイターの横で、腹ごしらえをする人たち。虫はあまり来ません。
20:34 街灯もついているので、ナイトウォークが終わるまでは、街灯まわりなどして過ごします。
20:50 みんながそろっていて、かつ、元気なときに、記念撮影しました。
アトラクションのナイトウォークが少し早く終わったので、これから、虫屋のナイトウォークへ、自由に出発。
人数を数えて、注意事項も説明。
21:30 コシロシタバと、オオクチキムシ。林間広場周辺の雑木林では、まだけっこうな数のカブトムシやノコギリクワガタがいたようです。
21:46 モンクロシャチホコが羽化しています。遊歩道の擬木も、昼間とはちがった虫たちがいて、楽しいです。
21:51 アオマツムシの若虫。きれいな模様です。
22:02 ツクツクボウシの羽化。ライトに飛んできたのはすべてオスでした。これはメス。
22:26 収穫を見せてもらいます。けっこう、いろいろ、採ってるやん。
アカアシオオアオカミキリ! ライトに飛んできたそうです。ええなあ。
これは翌朝の撮影ですが、夜間のナイトウォークと、ライトに飛んできたカブクワたち。
22:52 片っ端から採られますが、だいぶ虫が増えてきました。
23:01 ヤママユが来た! 大きいのが来ると、盛り上がります。
23:11 スタッフの内田くんは、B駐車場にナイターをセットしています。こちらも、ときどき、見に行きます。
23:23 モンクロシャチホコ。擬木の上で羽化していましたが、翅が伸びるとこうなります。パンダみたいでかわいい蛾です。
0:07 虫は増えてきましたが、風が出てきました。
0:10 大きな虫は、毒ビンだと暴れて傷むので、注射で殺す方がいいです。
0:11 ヤママユも注射で殺すのがいいですね。いつのまにか、けっこう、採ってるやん。
0:14 クロシオキシタバ。淡路島の代表、って感じのカトカラですね。上翅の緑色鱗が上品です。アミメキシタバも多く飛来しました。右上は、ヒメボクトウかな。
0:16 キイロスズメ。惚れ惚れするような、見事な流線型。たぶん、今回、いちばん多く来たスズメガです。キイロスズメがいちばん多いって、珍しい。
0:19 虫が多くなって、ナイターらしい、光景になってきました。
0:22 何か、つかまえています。
0:26 何か、つかまえました。
0:39 ギャ〜〜、人がいました!! 体育座りしたおじさんが・・・・
ほんまにおったんか、見たんはキミだけやないんか・・・?
などと、ひとしきり、大騒ぎなのでした。
暑くもなく、寒くもなく、快適な夜は、こうして更けていったのでした。
中学生調査員たちも、元気でなによりです。
<後編に続く>
“淡路島公園8月オールナイト調査【前編:快適な夜の虫とりです】” への1件のコメント
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15年前にクロスジギンヤンマを泥んこになりながら採集し、同じように写真を撮られたのは本当にいい思い出。
時代は繰り返すものですね笑
楽しい記事を楽しみにしています。