淡路島公園、成果のまとめへ向けて、始動


今日から、会場はひとはくです。今回を含め4回で、淡路島公園昆虫調査の結果を取りまとめていきます。
虫とって楽しかった〜 それだけなら、子どもの虫とりだからね。
ここからが本番です。
手順は、つぎのとおり。
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1.標本づくり。自宅に持ってる冷凍や乾燥状態の虫を展翅、展足します。
2.データラベルの取り付け。いつ、どこで、だれがつかまえたかを記載したデータラベルを、標本に取り付け。ラベルが付いてないと、標本を動かせません。
3.種の同定:図鑑を頼りに、虫の種名を調べてください。まずは同じ仲間(目とか科とか)の虫を集めてから(ソーティングといいます)、調べるといいです。図鑑は、同じ仲間ごとに並んでるから。ほら、ラベルが付いてないと、この作業ができません。
4.リスト作り:各自がつかまえた虫のリストの作成。いつ、どこで、何匹とったか、など。
5.ポスターに掲載する虫の選定と、虫の解説の執筆。解説といっても図鑑のようなのじゃなくて、つかまえたときのようすや感想、その虫のチャームポイントの紹介など、自分の言葉で。あわせて標本写真の撮影。
ここまでできたら、それを編集して、掲示用のポスターと、ネット上での解説ページをつくります。それにてミッション完了。
手持ちの虫のボリュームや進捗状況は、それぞれ違うので、それぞれの人のペースで取り組んでください。
多い人はがんばってね。残業してもいいよ。
逆に、虫が少なくて早く終わりそうだったら、屋外で虫とりして、標本づくりの練習しててもいいよ。
ということで、作業に取りかかります。
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すでに、かなり標本できてる人。
楽しい箱ですね。気持ち、わかります。
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1年前に比べると、めざましいレベルアップです。
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シジミチョウが5種類。こだわってるね。
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標本づくりする人。
お湯を使って、軟化します。
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ビシッと決まった展翅。上級生はプロ級になっています。
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まだまだあるね。がんばってね。
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みんなの力で、充実した成果物ができそうです。
楽しみにしててください。


ユース昆虫研究室2021 第9回
2021年12月12日(日)10:00〜15:00
兵庫県立人と自然の博物館 実習室
お天気:曇り
出席者:上原、植松、内田、梶原、菅藤、木下、公森、小西、坂上、清水、谷野、徳田、中野、原田、森谷
スタッフ:内田、八木


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