最終回です! 1年間、ありがとう!!
なぜか人数が多いのは見学者なども加わっているためです。Fくんパパ、シャッター押して下さり、ありがとうございました。
ちなみにこれは、5年前の同じ場所。当時の中学生も、今や高校生から大学生です。上の写真に3人入ってますよ〜
★2012年3月18日(日)10:00~16:00 明石市立文化博物館
出席者: 江田・小川・坂本・菅澤・高橋・中谷・藤田・牧田・松井・溝手・望月・矢部(以上12名)・安達・小林・前田慧・前田慈・森野(テネラル)・一井(明石文博)・八木(ひとはく)
<当日のムービー> ユース昆虫研究室2011_FINAL
1年間のユースも、最終回。みんなで工夫して展示をつくりました。よくがんばってくれました。
できれば、つくったみなさんは、期間中に一度見に来てください。
展示というものは、つくって、ならべて、終わりではなく、一般の人がそれを見てどういう反応を示すかを観察することの方が、むしろ重要なのです。
10人中何人くらいが見てくれるのか、どんな人(年齢や性別)が関心を示すのか、何に関心を示すのか。とくに、見ている人の目線や表情に注目して観察します。ブティックなどのお店の店員さんと同じです。
観察してることがバレないようさりげなく観察しますが、目が合ってしまったら「こんにちは。じつはぼく(わたし)らが、この展示をつくりました。見て下さってありがとうございます。」と話しかけ、「いかがでしたか?」と、感想などをきくといいでしょう。
こうやって、虫(=自分)の置かれている立場に、気づくことができます。よい勉強になりますよ。
今日の作業は、展示スペースを確保するところから。展示は、肉体労働やで!
設置されていたケースを移動させたあと、床をおそうじ。
別室で、最後の作業です。種名ラベルを入れたり、パネルを切ったり、写真を切り抜いたり。標本箱のガラスみがきなど。ガラスは内側もきれいに磨きましょう。見ていただくのですから、ていねいに。
「人気投票」で一箱つくることに
パネルをピンで打ち付けます。押しピンの方がよかったようです。
展示台に、標本箱を入れていきます。
お行儀の悪い子がいますね〜
神戸新聞さんが取材に来てくださいました。ヤノトラについて、ディープな説明をするM田くん。
なんで黒い虫を集めたの? 黒い虫について説明するT橋くん。
標本を囲んで、いい笑顔ですね〜
というのは、記者さんの演出でした。
さっそく、来館した子が見てくれていました。
この展示は、3月19日(日)から、4月6日(金)までです。
(八木 剛 記)
2001年からスタートした「ユース昆虫研究室」は、 兵庫県立人と自然の博物館が主催するセミナーの一つで、昆虫が好きな中学生だけを対象としています。2011年度は、明石市立文化博物館と共催で開講し、1年間の調査結果は、明石市立文化博物館で展示しました。