ユース昆虫研究室2022強化合宿:ハチ北高原(後編)格別な夜


合宿も後半、3日目です。

お天気悪いので、中学生ら、あまり疲れていません。寝不足ではありますが。

8月25日

つい数時間前は満天の星空だったのに、朝になると、またしても霧に包まれていました。

昨日より、悪い。霧というより雨になっている。

こんなときは、トラップをチェックしましょう。

エサは、煮干しとコーラ

オサムシが入ってました。おめでとう!

あとは、夜にそなえて、ゴロゴロするしかありません。

それにも飽きて、ついに、トランプが始まりました。

全員、中にいる感じ。

お昼になると、雨が上がりました。

日差しはありませんが、少しは虫が動きそうです。

これが最後のチャンスだから、ナイターの場所(小沼)へ行きますか、昇龍の滝へ行きますか、ときくと、みんなが「滝」というので、ぞろぞろとお出かけ。

16:30頃 宿に戻った頃、再び雨が降り出しました。

再び、トランプがはじまりました。

最後の晩餐

ミラクルな、ナイター

雨は少し小降りになりましたが、降っています。

しかし、全員、ナイター(山の上)へ行く、ということで、最後の夜は幕を開けました。

20:20頃 全員、到着。昨日の最初と同様、霧と小雨で、非常にいい感じです。

今夜は、スタッフの内田くんと吉水くんのセットも小沼へ上げ、100mほど離れたところに、第2会場を設定。

ほどなくして、第2会場から、「おーーーー!!」という声が。

3晩めにして、ついに、ムラサキシタバがやってきました!!

採集者曰く「大きな蛾がいたのでつかまえた」そうです。

ふつう、22時、23時くらいからやってくるのに、こんなに早い時間から来るとは、フィーバーの予感。

これを得たときにうれしさは、格別である
注射を打つ手が震えます

そっちから来るのか、ということで、みんないっせいに第2会場へ移っていきました。

しかし、つぎにムラサキシタバがやってきたのは、第1会場の方でした。

カーテンにとまるまで、待てません。アミでつかまえます。

ゲットしました。格別のうれしさです。

昨日、シロシタバをつかまえたときの表情とのちがいを、お楽しみください。

そうだ。みんながいるうちに、集合写真を撮っておこう。

記念撮影!

→ この集合写真の高解像度ファイル

この日のカトカラ系ラインナップ。

そうして、3日目のミラクルな夜は、更けていきました。

バッテリーとガソリンの関係もあって、午前2時前に終了。十分楽しんだことでしょう。

収穫の整理。これは、楽しいわ

今回の合宿は、カトカラ(ムラサキシタバやベニシタバ)を狙うために、季節や月齢を考慮し、日程を設定していました。

3日目にして、ついにビンゴ!!

裏を返せば、2泊だったら、出会えなかった。合宿は3泊せなあかんで、という啓示かも。

美しいというのは、こういうこと、です

ムラサキシタバは、8匹だったかな。だれが捕まえたのかも忘れるくらい。

こんな夜に当たるというのは、人生で、そうそうないのですよ‼️ 心しておくように。

AM3:50 最後のトランプと、夜食。

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