目標を立てて虫とりすること:あまり虫がいなくても楽しむ方法


台風14号が接近していて開催が心配されましたが、当初予報より動きが遅く、この日は影響ありませんでした。7月の夕立後がおもしろかったので「嵐の中の虫とり」をちょっと期待(?)しましたが、ただの蒸し暑い一日に終わりました。

本日の目標!

もうちょっと挙げてほしかったけど。唐突にきかれて困ったかな。

これといって狙う虫がないなあ、という時期なので、散漫にならないように、と思いました。

スズメバチが活発な季節なので、過去の事故例と対策をレクチャーし、出発。

チョウトンボや、タイワンウチワヤンマがいます。

池の水位が落ちています。

そうそう。ナニワトンボは、こういうところが好きなのです。木陰の枯れ枝にとまってるよ。

リスアカネ(左)とナニワトンボ(右) スマホではピント合わせができません。

ナニワトンボは、じつは、世界に誇るトンボです。
「青いアカトンボ」は、地球上でこの種類だけです。しかも、地球上で、関西にしかいません。
さらに、大阪ではほとんどいなくなってて、多くいるのは兵庫県、とくに播磨平野と淡路島です。

ナニワトンボ(オス)
ナニワトンボ(メス)

終盤です。

トランプするのかな、と思ってましたが、標本つくる人、多かったです。それなりに収穫あったのですね。

いろいろ、採ってるね。
熱中症〆?のバッタたちが復活
トンボは、ワタ抜きしておきましょう。

標本にした虫が、だいぶ増えてきて、展翅板が足りなくなっていました。

標本作りの前に、展翅板、展足板から、虫を外しました。

ついでに、乾燥剤を交換。

タプタプになっていました。
チョウの展翅
トンボの仰向け展翅

チッチゼミをゲット!! すばらしい。

二人の合作だそうで。
後翅がはみ出てるのと、前脚が頑丈なのが特徴です。

ということで、ヒメカマキリはみつかりませんでしたが、目標の2/3達成!

来月の目標、考えておいてね。目標立てて、みんなで虫とりすると、ゲームみたいな感じで、楽しいのでは?


ユース昆虫研究室2022 第6回
2022年9月18日(日)
兵庫県立播磨中央公園
お天気:曇り
出席者:逢澤・石川・上原・公森・杉本・谷野・徳田・中野・原田・日野は・日野な・藤井・安田
スタッフ:内田・坂本・八木・室崎 (激励:黒田)


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