参加者8名。「テスト前だから少なかった」のか「テスト前のわりには多かった」のか、どっちなんでしょうね?
さて、天気予報は二転三転しておりましたが、結局、雨は降りませんでした。でも、風が強く、チョウやトンボなど飛ぶ虫たちはほとんど動きません。中学生たち、やることないんちゃうか、と思いましたが、そうでもなかったですね。楽しいことを発見する能力が、高まっているのかもしれません。
バラ園のようすです。きれいでした。バラは秋にもいっぱい咲くんですね。
今日は、大きなイベント「はりちゅうの日」がありました。
3年ぶりの開催だそうで、けっこうな賑わいでした。
大池沿いの道にも、会場へ向かう家族づれなどが、ひっきりなしに歩いていました。
その傍らで、怪しげな人たちが、うごめいています。
近寄ってみましょう。
写真では伝わらないので、動画で見てみましょう。
数人の中学生たちが、ときどき「アー」とか言いながら、長い竿に大きなアミを振り回してるもんだから、道ゆく人たちはみんな「??」になりますわな・・・
狙っているのは、オオスズメバチのオスです。頻繁に通過するポイントを発見したようで、ここで待ち伏せしています。
時期はいいのですがこの天気では無理かなあと思ってたのですが、オオスズメバチは元気に飛んでいました。ウォーミングアップ力、高いんでしょうね。すごい虫です。
「何とってるんですか?」
「スズメバチです」
「こわ‼️」
中学生たちが毎月、昆虫の調査をしています。オオスズメバチのオスはこの時期にだけ出てくるので、がんばってつかまえてるのです。スズメバチに限らず、ハチのオスには毒針がないので、さわってもだいじょうぶです。オスかメスかわからないときはさわったらダメですよ。今日は特別です。さわってみたら?
こんな感じで、積極的にご説明。藤井さん、坂本くん、八木が、交代で説明係をいたしました。
社会の中で楽しく虫とりするためには、コミュニケーション力も、必要です。
オオスズメバチ以外の虫は、少なかったです。
ウラギンシジミを叩き出してつかまえた人、立派です。
朽ち木割りは来月の楽しみですが、ちょっとフライング。チビクワガタは、たくさんいたようです。
これらは越冬もの。
オオカマキリ。これは生き残り。
晩秋独特の虫としては、ホタルトビケラくらい。
みんながつかまえたオオスズメバチ、集合。
来月は最後の現地調査です。材割り&フユシャクですね。冬晴れを期待しましょう。
ユース昆虫研究室2022 第8回
2022年11月20日(日)
兵庫県立播磨中央公園
お天気:曇り出席者:木下、坂上、杉本、谷野、原田、日野H、藤井、細川
スタッフ:坂本、内田、八木