しっとりとした雨の一日


ユース昆虫研究室2023@丹波並木道中央公園、第2回です。

天気予報では、一日中雨。ユース昆虫研究室は伝統的に「雨天決行」ですので、雨は気にしません。でも、慣れない人もいるので「雨天装備にぬかりなく」とアナウンスしていましたが、そんなに雨は降らなくて、ほとんどの時間帯で傘は不要でした。

昨年合宿に行った人は雨の夜のミラクルを経験済みですが、はじめての人も、今日でわかったと思います。雨の日というのも、そんなに悪くないのですよ。

チョウやトンボなどの飛ぶ虫は少ないですが、その分、じっくり観察するので、いろんな発見があるものです。

今日のテーマは「雨宿り」かな、と思ってたのですが、10時前には雨があがり、ちょっと青空も。

ナナホシテントウ。雨に濡れていい感じ。

雨後のナナホシテントウ

思い思いの場所へ出発。自由行動です。

クマノミズキ、タニウツギなどの花が咲いています。晴れてたらいろんな虫が来る花です。

クマノミズキで。マダラチビコメツキかなと思ったけれど、ちがいますね。なんだろう?
ツマキアオジョウカイモドキ
ジョウカイボン
フキバッタの幼虫
セダカコガシラアブ。モチツツジにて。
シマアシブトハナアブ。湿地性です。調整池にいました。
ヒメギスの幼虫。湿った草地が好きです。調整池の湿地にたくさん。
ホソヒメヒラタアブ。花はブタナ。
朽ち木割りを愛する人たち
タマムシの幼虫がたくさんでました。
アカシデオニグルミの枝を手繰り寄せて、撮影
写してるのはカメノコテントウです。
こちらはカメノコテントウの終齢幼虫。でかいです。
クルミハムシ。メスのお腹がパンパンです。カメノコテントウは、これの幼虫を食べます。
わだちにできた水たまりに、ホソセスジゲンゴロウがたくさんいました。よくみつけたね。
トカゲの死体を発見。ほじくると、クロボシヒラタシデムシ、カドマルエンマコガネがいてました。
試験勉強をする人たち

次回は6月18日(日)。一年間でいちばん楽しい時期ですよ。今日つぼみだったクリの花はもう終わってるかな。もし残ってたらかなり楽しいです。


2023年5月14日(日)曇り一時雨

参加者:稲垣・上原・大井・佐竹・杉本・徳田・仲山・西川・西久保・原田・日野な・日野陽・藤井・堀・森山・安田・横井(17名)
スタッフ:坂上・室崎・吉水・八木



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