久しぶりの六甲山です。
★2013年9月8日(日)10:00~16:00 兵庫県立六甲山自然保護センター(記念碑台)
出席者:井上・河野・坂本・篠谷・福井・室谷(以上6名)・阪上洸多(テネラル)・八木(ひとはく)
お天気:濃霧→曇り→曇り時々晴
しかし、霧がヒドいわ〜
こりゃ、商売あがったりですな、という感じ。
濡れネズミのようなバッタでも拾うしかない。
ナイターやったら、大飛来でしょうけどね。
それでも、出撃します。
ぜんぜん、前が見えへんがな。
二ツ池まで行きましたが、なんも、おりまへんね。
自然保護センターに帰って、標本整理でもします。
おっとっと。なんで、待針だけ残ってんねん?
あーー。乾燥器の中で、昆虫針に刺さったカブトムシが、干からびてるっ・・・
N井くん、そやから言うたやろ。生き返るって・・・
殺しが浅いということです。
虫によって「ちゃんと死ぬ」までの時間が異なるので、経験値を高めてくださいね。
サクエチに入れすぎたらアカン虫もいますよ。バッタとか、アンテナ赤くなるし。
お昼すぎから、霧が晴れて、時折、日差しも。
エゾゼミも鳴き出しました。
こらイケまっせ〜
イタドリの花に来てた虫
クロマルハナバチ(男子)
ミドリバエ。つや消し感が、格調高いぞ。
ツマグロキンバエ。ふしぎな眼がかわいい。
「阪急池」にやってきました。
狙ってます。オオアメンボなんぞに眼もくれず。
(注:アミを前に出して待つのは素人です。アミはなるべく隠しておきましょうね。ヤツはアミの長さを知ってますよ)
オオルリボシです。
ビュンビュン、空中バトルやってます。
あるときは、3匹、4匹、巴戦。ほとんど「零戦」ですわ。
ボクらのスイングスピード、とても、追いつけません。
i上くん。ゲットしました。やりますね〜
s本くん。青い系のメスをゲットしました。意地ですね。
二ツ池でもk野くんがゲットしたそうです。
そういえば、阪急池でトンボ採りをしていると、何やら、数人の男女がやってきて、アート?作品の設営をしておられました。
柵の外へ行かないでくださいっ!というオジさんは、六甲山ホテルの職員の方かな?
アーティストらしき女性の方が、作品の角度を細かくチェックしておられました。
その横で、来たあ〜っとか言ってアミを振り回してるぼくたちには、眼もくれず・・・
おそらく、アートとは縁のない人種だと思われんでしょうな。
というか、設営のじゃまでした。すいません。
六甲山では9月14日から六甲ミーツ・アート(↓)というイベントをやってますので、その一環でしょうね。
http://www.rokkosan.com/art2013/
青空を背景に舞うオオルリボシの空中バトルも、芸術的。と思うけど・・・
でも、あれを映像に収めるのは至難。
結局、人間が表現できないものは、「芸術」になってないだけだね。
オオルリボシの飛翔、翅音、眼の色、芸術だなあ〜
パンピーには理解できない、至福の歓び。
そういえば
なんや、このゼリーは?
陸上のフツーの葉っぱについてました。
オカモノアラガイ、かな?
(オカモノアラガイの卵塊で正解でした。西宮市貝類館の方に見ていただきました。飼育するとおもしろいそうです。)
つかまえたオオルリボシを、逆さ展翅しています。
内蔵抜いておられましたが、真っ黒にならないことを、祈りましょう。
帰りの六甲ケーブルの中で。
こんな写真、撮ってなかったね。
悪天候の予想でしたが、なかなか楽しい一日となりました。
やっぱり、楽しい仲間とフィールド活動というのが、いちばんですね!
(声を聞いたセミは、エゾゼミ1匹、ツクツク・ミンミン各数匹、チッチゼミ1匹でした)
(八木 剛 記)
“ユース2013_久しぶりの六甲山_9月” への1件のコメント
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トンボ タカネトンボ×1 モノサシトンボ×2
オサムシ 種類不明×3
ハチ キイロスズメバチ×1 ヤドリバチ類×1
アリ ムネアカオオアリ×1
チョウ コムラサキ×1
以上です。
今後とも、よろしくお願いします。