オオアオカミキリのペア。何頭も見られました。
★2014年8月18日(月)15:00~8月21日(木)15:00 ハチ北高原
出席者:内田(20日まで)・樫村・黒田・中本・半井・西沢・濵田・福井・室谷
スタッフ:阪上・福田・徳平(テネラル)、八木(ひとはく)、一井(20日から)
今年の強化合宿ではハチ北高原に行きました。
小学生のときに「ひとはく博士と行くハチ北高原昆虫サマースクール」に参加したユース受講生にはなじみのある場所です。
全体を通して日中の天候は悪くなかったのですが夜間の天候はそれほど恵まれていなかったように思います。
1日目
バス停からロッヂまでは歩かなければなりません。
いたるところにミヤマアカネがいました。
クサギの花にはミヤマカラスアゲハが来ていました。
ロッジへ向かう道から少しそれると、滝へと続く沢沿いにはサワグルミが多くみられ、以前そこへ行ったときに目をつけていた、特に太く中心部が少し腐った一本にはオオアオカミキリが何頭も付いていました。
ロッヂに着いてからは、各自採集に出たりトラップの用意をしたりしました。
みんなで夕食。
ライトトラップでは雨が降ったりやんだりでした。
中学生たちはたくさん飛来したガムシで「ガムシレース」なるものを開催していました。
こりゃたまらん。
この日のナイターでの一番よかった虫はたぶんムラサキシタバです。
飛び回っているものを見て初めはシロシタバかと思いましたが、八木先生の「ムラサキシタバや」という言葉を聞いて慌てて網を持ち出しました。
保育社の原色日本蛾類図鑑のムラサキシタバの解説に
“それを得たときのうれしさはまた格別である”
とあるのですが、本当に格別のうれしさでした。足が震えました。
気が動転していたので採集したときの写真はありません…。
(徳平 拓朗 記)