ユース昆虫研究室2011第7回(現地調査=明石公園)


ユース20111009_カブトの幼虫
サクラの立ち枯れ木から、カブトムシの幼虫がざくざくと。「エビチリ」と呼ばれておりました!

★2011年10月9日(日)10:00〜15:30 明石市立文化博物館/兵庫県立明石公園
出席者: 小川・坂本・菅澤・高橋・中谷・藤田・松井・望月・矢部(以上9名)・安達・中瀬・前田さ・前田め・森野(テネラル)・一井(明石文博)・八木(ひとはく)
ユース2011最後の現地調査です。さわやかな秋晴れの一日でした。

<当日のムービー> ユース昆虫研究室 Episode 7
<感想>
●桜の立ち枯れからカブトムシの幼虫がぼとぼと落ちてきたので、面白かったです。アサギマダラを2匹採れたので、今回は結構良い収穫だったと思います。(菅澤)
●今回は最後だったのでオオスズメが沢山捕れて良かった。他の種類の虫も捕れれば良かったと思う。次回からは人博で展示作りに励みたいと思う。(小川)
●アサギマダラとコカブトが人生初でうれしかったです。(高橋)
●アサギマダラが捕れてよかったです。でも、タイリクアカネを捕ることができなっかったり、ヒョウモンチョウ類を見つけることができなくて残念でした。(望月)
●成果はかなり少なかったが、カブトムシの幼虫がたくさん出てきたりしてたのしかった。(矢部)
<成果>
●ナツアカネ、オオアオイトトンボ、マユタテアカネ、アサギマダラ×2、ヒメバチsp、コカブト、ハラナガツチバチ、ヒラタコガネムシ×2(たぶんヒラタハナムグリのこと)、チョウsp、オオスズメバチ、ゴミムシsp、ホシナガヤセバエ(菅澤)
●オオスズメバチ×8、キイロアシナガバチ×1(小川)
●アサギマダラx2 キタテハx1 オオスズメバチx2 ハラナガツチバチx1 コカブトx1 シラホシハナムグリ(?)x1(高橋)
●キタキチョウ アサギマダラ♂ ゴミムシの一種(?) ハラナガツチバチ シオカラトンボ♂・♀
翌日(10日)にも採集しに行ったので、ついでに報告しておきます:ヒメアカタテハ オオアオイトトンボ♂・♀ ナツアカネ(望月)
●今回は成果はかなりしょぼかったです。
●オオスズメバチ3頭 アラカシ材【カミキリの幼虫(?)が入っていると思われる】 ……以上。少ない…(矢部)

立ち枯れ_8728
こんな感じのサクラの立ち枯れで。
ユース20111009_ヒラタハナムグリ
ヒラタハナムグリもたくさん出てきました。
ユース20111009_アサギマダラ
アサギマダラの季節です。園内各所に飛んでいました。
010別の個体にはマーキングが。
別の個体には、マークが。
→ 後日、宮武頼夫先生経由で「アサギネット」さんへ問い合わせていただいたところ、中瀬くんがつかまえたこの個体は、9月23日に長野県大町市築場 のっぺ山荘で、島田武志さんが標識された個体であることが判明しました。二週間少々でずいぶん動くもんですね。宮武先生、島田さん、ありがとうございました。アサギマダラくん、よくがんばったね!
011オオスズメバチが大量
オオスズメバチもたくさん。
タイリクアカネ_8720
タイリクアカネが池に。アカトンボの季節ですが、種類も数も少なかったです。
オオキンカメムシ
オオキンカメムシ。そろそろ、よい季節です。
ユース20111009_アゲハ標本の卵
先月藤田君が標本にしたナミアゲハのメス。生き返った(ちゃんと死んでなかった)ようです。卵を産んで、しかもその卵から幼虫が孵化し、並んで死んでおりました。あ〜ら不思議。


2001年からスタートした「ユース昆虫研究室」は、 兵庫県立人と自然の博物館が主催するセミナーの一つで、昆虫が好きな中学生だけを対象としています。2011年度は、明石市立文化博物館と共催で開講し、1年間の調査結果は、明石市立文化博物館で展示発表する予定です。


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