今年のユースにもナイターの回がやってきました。
夜間採集の醍醐味は、昼間は見かけないような虫が採れるところにあります。
★2015年7月4日(土)17:00~5日(日)10:00 再度公園
出席者:内田・押川・小槻・樫村・高垣・徳永・中本さ・中本み・長谷川・濱田・比嘉・福井・脇村
スタッフ:川崎・阪上・徳平・中野(テネラル)・八木(ひとはく)
天候:雨・曇り
明るいうちから寝袋に入って仮眠をとる人たち。
夜中に動き回る体力を温存しておくのは重要なことです。
ライトトラップの横に座って作業のできるテントを立てました。今回ライトトラップは2か所で行いました。
もう1か所のライトトラップは、スタッフの阪上さんが持ってきてくれました。
雨が降っていたのでみんなレインコートを着るか傘をさしています。
採った虫はテントの下で展翅展足しました。
毒ビンに入れる時間が短かったのか、固定されてから息を吹き返している虫がいましたよ。ゴキブリノコギリカミキリ。ゴキブリではありません。
用意されたカセットコンロとヤカンで湯を沸かし、採集の合間にカップ麺を食べている人が多かったです。
ウシガエルを捕まえて撮影しています。
甲虫の飛来は少なく、蛾はマエグロホソバ、アカスジシロコケガ、ウスクモエダシャクなどが目立っていました。
今回の野外観察調査はライトトラップがメインでしたが、虫の飛来量はあまり多くなかったのが少し残念です。天候はライトトラップには悪くないはずだったのですが、何か虫が集まらない要因があったのかもしれません。
ライトトラップ以外では、伐採木や樹液の見回りの他に、コップを埋めてオサムシやゴミムシを採っている人もいました。
標本整理のときに皆さんがどんな虫を採ったか見せてもらうのが楽しみです。
(徳平 拓朗 記)