2021開幕しました! クロカタビロと、シイの花すくい


昨年に引き続き新型コロナ緊急事態で、第1回は中止となりました。第2回も開催が危ぶまれましたが、昨年より規制がゆるく、無事開催することができました。

昨年はできなかった、念願の5月。やっぱり、虫が多くて、とっても楽しいです。
心配だった雨も午前中で上がり、雨具ナシで採集することができました。今年は、ついてるかもしれんで!
林間広場で、受付のあと、趣旨説明。長話はしたくなかったけれど、ちょうど雨が強く降ってきて、よい時間つぶしになったかも。自己紹介も、してもらいました。多種多様な戦士たち、楽しみです。
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林間広場でスズメバチを採ったりして少し遊んだあと、
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林間遊歩道を通って、展望広場へ向かいます。
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手すりの擬木に、毛虫やしゃくとりむしが、いっぱいついています。
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こんな感じ。特定の種類のしゃくとりむしが多かったです。ハスオビエダシャクかな。
クロカタビロオサムシが、随所に見られました。
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チューインガムみたいに、くちゃくちゃと食べられてしまう、しゃくとりむし。

クロカタビロ、いっぱい採れたのは、2015年5月の再度公園以来かも。大学生スタッフの内田くんは、当時中学生ですね。
シリアゲムシもけっこういます。これも、しゃくとりむしをチューチュー吸っていました。

展望広場につきました。
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ガスがかかっています。
いつもなら正面に見える明石海峡大橋も、どこにあるのかわかりません。
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お昼すぎから霧が晴れてきて、ときおり、モンキアゲハやアオスジアゲハが飛んできます。
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アオスジアゲハがトベラの花に吸蜜に止まるのですが、ぜんぜん採れません。ていうか、キミら、まじめに採る気ないやろ。
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端境期でもありますが、さすがにこのお天気ではチョウは少なく、ほかには、ヒメウラナミジャノメくらいでした。
さて、スタッフ的には、本日のメインは、何といっても、シイの花です。
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ほーら。いろんな虫が来てるでしょ。すばらしいです。
晴れてたら、もっとすごい量の虫が来ますが、これでも、じゅうぶん。テンションあがります。
中学生には悪いが、長竿を駆使して、楽しませてもらいました。
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スタッフが、「はじめての花すくい」の手ほどきをしています。
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こういう経験をすると、長い道具がほしくなったりするでしょうね。
ま、あせらずに、体力や、採る虫を考えて、道具は少しずつそろえていけばいいよ。
花すくいをすると、アミの中は、こんな感じです。
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コガネムシやジョウカイボン、カミキリむしなど、いろんな種類が入っています。
木の枝みたいなのは、しゃくとりむしです。
きっと、大発生の年なんでしょうね。いろんな樹種に、おりました。
いやはや。久しぶりに、じっくり花すくいもできて、楽しい初夏の一日でした。


ユース昆虫研究室2021 第2回
2021年5月16日(日)10:00〜15:00
兵庫県立淡路島公園
お天気:雨のち曇り
出席者:上原・植松・内田・梶原・菅藤・公森・坂上・谷野・徳田・中野・原田・福田
スタッフ:内田・坂本(テネラル)・八木(ひとはく)


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