昨年に引き続き新型コロナ緊急事態で、第1回は中止となりました。第2回も開催が危ぶまれましたが、昨年より規制がゆるく、無事開催することができました。
昨年はできなかった、念願の5月。やっぱり、虫が多くて、とっても楽しいです。
心配だった雨も午前中で上がり、雨具ナシで採集することができました。今年は、ついてるかもしれんで!
林間広場で、受付のあと、趣旨説明。長話はしたくなかったけれど、ちょうど雨が強く降ってきて、よい時間つぶしになったかも。自己紹介も、してもらいました。多種多様な戦士たち、楽しみです。
林間広場でスズメバチを採ったりして少し遊んだあと、
林間遊歩道を通って、展望広場へ向かいます。
手すりの擬木に、毛虫やしゃくとりむしが、いっぱいついています。
こんな感じ。特定の種類のしゃくとりむしが多かったです。ハスオビエダシャクかな。
クロカタビロオサムシが、随所に見られました。
チューインガムみたいに、くちゃくちゃと食べられてしまう、しゃくとりむし。
クロカタビロ、いっぱい採れたのは、2015年5月の再度公園以来かも。大学生スタッフの内田くんは、当時中学生ですね。
シリアゲムシもけっこういます。これも、しゃくとりむしをチューチュー吸っていました。
展望広場につきました。
ガスがかかっています。
いつもなら正面に見える明石海峡大橋も、どこにあるのかわかりません。
お昼すぎから霧が晴れてきて、ときおり、モンキアゲハやアオスジアゲハが飛んできます。
アオスジアゲハがトベラの花に吸蜜に止まるのですが、ぜんぜん採れません。ていうか、キミら、まじめに採る気ないやろ。
端境期でもありますが、さすがにこのお天気ではチョウは少なく、ほかには、ヒメウラナミジャノメくらいでした。
さて、スタッフ的には、本日のメインは、何といっても、シイの花です。
ほーら。いろんな虫が来てるでしょ。すばらしいです。
晴れてたら、もっとすごい量の虫が来ますが、これでも、じゅうぶん。テンションあがります。
中学生には悪いが、長竿を駆使して、楽しませてもらいました。
スタッフが、「はじめての花すくい」の手ほどきをしています。
こういう経験をすると、長い道具がほしくなったりするでしょうね。
ま、あせらずに、体力や、採る虫を考えて、道具は少しずつそろえていけばいいよ。
花すくいをすると、アミの中は、こんな感じです。
コガネムシやジョウカイボン、カミキリむしなど、いろんな種類が入っています。
木の枝みたいなのは、しゃくとりむしです。
きっと、大発生の年なんでしょうね。いろんな樹種に、おりました。
いやはや。久しぶりに、じっくり花すくいもできて、楽しい初夏の一日でした。
ユース昆虫研究室2021 第2回
2021年5月16日(日)10:00〜15:00
兵庫県立淡路島公園
お天気:雨のち曇り
出席者:上原・植松・内田・梶原・菅藤・公森・坂上・谷野・徳田・中野・原田・福田
スタッフ:内田・坂本(テネラル)・八木(ひとはく)