8月に続き、9月も、オールナイト調査です。
ようやるよな、と我ながら、思う。
めまぐるしく変わる週間天気予報でしたが、直前の予報では両日とも曇り。降水確率10%、だったかな。
月齢もよく、これは期待できますよ〜〜
と、ワクワクしながら、現地入り。
ワクワク感って、重要ですよ。
心の健康に、必要です。
さて、現地。
集合時刻の15時前後、淡路島公園B駐車場から展望広場では、たくさんの虫が動いていました。
さっそくアミを振る、少年たち。
いつもにも増して、アゲハがたくさんいます。
クロアゲハや、
カラスアゲハ。
オニヤンマが交尾していました。
B駐車場のウバメガシの生垣には、ヤクシマルリシジミが産卵に来ていました。
やわらかい萌芽に卵を産みました。
かわいい卵ですね。
そのまわりを、ビロウドハマキが、たくさん飛んでいましたが、
あとでつかまえよう、と思って油断していたら、夕方になると飛ばなくなりました。
残念ながら、翌日も、見られず・・・
虫というものは、採れるときに、採っておくべきです。
ナイターセットを組み立てて、
黄昏のヤンマ獲りに、臨みます。
この日もヤンマは飛んでいましたが、飛ぶのが高かったです。
ヤブヤンマ、ギンヤンマは採れましたが、マルタンヤンマはほとんど姿を見ませんでした。
別働隊は、樹液めぐり。
スズメバチが大量にいたようです。
スズメバチは、採集技術の乏しい者でも簡単につかまえることができ、征服した感があるので、未熟な中学生が好んで捕まえる虫の一つです。
今回、調子に乗って大量につかまえた挙句、お気の毒に、犠牲者が出ました。
生きたままチャック袋に入れてて、毒針が袋を突き破って、刺されたようです。
冷静に考えたら、そうなる危険は、明らかでしょう。
群集心理で、判断力が低下してたんじゃないかと思う。
一同、大いに反省するように。
夕焼けです。
なんだか、晴れてきました。あれ、曇りじゃなかったのか?
それにしても、きれいな、夕焼け。明日は、晴れるのかな?
18時半をすぎた頃、ナイター点灯。
さっそく、腹ごしらえをする調査員たち。
やっぱり、食べるのが、楽しみかな。
晴れてきたからか、風がけっこう吹いていました。
でも、出だしの蛾の数は前回より多かったです。
楽しみです。
19時半。突然、花火が始まりました!!
「花火や〜」と、みんな、集まります。
しかし、ものの3分か5分で、花火大会?は、終了しました。
いったい、これは、何だったんだろう?
イベントなのか、何なのか? なぞです。
さらに腹ごしらえをする人たち。育ち盛りだからね。
夜のアベリアの花には、いろんな蛾が吸蜜に来ていましたよ。
これは、エゾギクギンウワバ。
<・・・後編へ続く>